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【天窓の家】
敷地は、兵庫県神戸市の丘陵地。敷地面積にゆとりはあるものの、隣家や周辺にある木々の影響で、北側以外に採光が期待できず、取り残された造成地である。またクライアントは、造成地であっても、丘陵地ならではの光や段差を取り込んだような暮らしを希望していた。
そこで、北側部分に大きな斜面のような片流れ屋根を持つ、直角三角形のような外観の家を提案した。斜面には、内部空間に対応した様々な開口を設け、内側に安定的な採光と開放感を取り込む。平面は、段々畑のような大きく立体的な一室空間を基準に、必要に応じて個室も用意する。住宅でありながら、どこかアスレチックのような雰囲気も兼ね備える、日常と非日常が混在するような建築を提案出来ないかと考えた。
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061_ex_Mさんへの住宅案 _【天窓の家】 所在地 ： 兵庫県神戸市 主用途 ： 個人住宅 規模等 ： 木造 110㎡ 地上4階建 設計期間 ： 2014年2月 ～ 2014年3月 意匠 ： 菊池甫